構造・性能

Structural・Performance

【耐震等級3・省エネ性能ZEH基準】
フジユキホームの家は、
長期優良住宅が標準

※敷地形状や建物デザインによっては認定を取得できない場合があります

地震と火災に強い
「暮らしを守る住まい」

2X4

ツーバイフォー(2×4)工法とは

ツーバイフォー(2×4)工法とは、木造枠組壁工法の一つで、約2インチ×約4インチの規格角材を主要な構造材として用いることから名付けられた工法です。
1インチは約2.54センチメートルなので、2×4(ツーバイフォー)は、縦 5.08センチメートル、横10.16センチメートルのサイズということになります。このあと乾燥した製材のサイズは38mm×89mmです。
ツーバイフォー工法という名称は、構造材として2×4材を多く用いることからきていますが、使用する部位によって2×6材、2×8材、2×10材、2×12材などの規格材を用います。
例えば、強度を持たせたい2階以上の床には2×10材などを、断熱性を持たせたい外壁には2×6材などを用います。

規格サイズの角材を組んで枠組をつくり、枠組に合板を接合して、柱や梁の代わりに壁、床、天井、屋根部分を構成します。
それらを組み合わせて箱状の空間をつくっていきます。
在来工法と異なり、下側から出来上がっていくのが特徴です。

ツーバイフォー(2×4)工法の
メリット

在来軸組工法

支えが「点」なので
外部からの力に弱い

2×4工法

支えが「面」なので
外部からの力に強い

耐震性能

「面構造」を基本にしたツーバイフォー住宅は、6面体(床・壁4面・屋根)ができあがると、家全体がモノコック構造(一体構造)になります。
モノコック構造はもともと極限の強度が求められる航空機用に開発されたもの。
高い耐久性が求められるF1レーシングカーや新幹線、スペースシャトルにも採用されている構造です。
この六面体構造は、地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。
実際に東日本大震災の際、震度6弱以上を観測した地域においてツーバイフォー住宅に関するアンケートを行ったところ、津波被害を除いた約98%の住宅が「当面は修復しなくても住める」と回答したとの結果もあります。
日本で初めてツーバーフォー工法を用いて建築された建物として有名な北海道の時計台は現在も健在であり、その耐久性の高さが実証されています。

ファイヤーストップ構造

防火性能

また、ツーバーフォー住宅は構造的に耐火性が高く、消火効果と防火機能を持っているのも大きな特徴です。ツーバーフォー工法は、各部屋が独立した空間になっており、それぞれの部屋が高い気密性を持っています。
過去にツーバイフォー住宅の隣家(木造2階建て)より出火し、出火元は全焼、周囲を含め全5棟が全半焼するという火災がありました。近隣の住宅(木造・鉄骨)は内部が全焼したものの、ツーバイフォー住宅は外壁の一部を損傷したのみでツーバイフォー住宅の優れた耐火性能を実証するかたちとなりました。
2×4工法では、各々の居室や1階・2階が防火戸のような効果を発揮する「ファイヤーストップ構造」となっている為、居室内で発火があった場合にも家全体に火が広がりにくい構造になっているのです。
さらに2×4工法の断面が大きい構造材の木材は、燃えると表層部が炭化して、延焼の進行がストップ。中心部は燃え残って強度を保つので、隣家で火災が発生した際にも、延焼リスクを軽減します。
耐火性が高く火災のリスクが少ないため、ツーバイフォー工法の家では特別な防火処置をしていなくても、安い保険料で火災保険に加入できる場合もあります。

Protect

制震ダンパー「MAMORY/マモリ―」を全棟に採用

建築基準法の1.5倍の高耐震性に加え、国内における木造住宅向け制震ダンパー供給数ナンバーワンの住友ゴム工業社製、
制震ダンパー「MAMORY/マモリ―」を採用。制震ダンパーに使用されている住友ゴムの高減衰ゴムは、地震で被災した熊本城の天守閣や、
京都・東本願寺の御影堂門などの歴史的建造物をはじめ、全国の橋やビルなど、さまざまな場所で安心、安全を支えています。

耐震と制震の違い

耐震

柱・梁・壁などの強度で地震に対抗する。揺れに「耐える」地震対策。

構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能が発揮できない可能性があります。

制震[MAMORY]

揺れを吸収する装置で地震に対抗する。揺れを「制御する」地震対策。

地震エネルギーを装置が吸収し建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。

地震の揺れを吸収、放熱し、さらに繰り返し発生する地震にも効果を発揮。
また、制震効果がメンテナンス不要で60年持続。
大切な住まいと暮らしをまもります。

「MAMORY/マモリ―」の
制震メカニズム

特殊高減衰ゴムが地震から住まいを守ります。

同じ高さから、一般的なゴムのボールと特殊高減衰ゴムのボールを落としてみると、一般的なゴムのボールは良く跳ねるのに対して、高減衰ゴムのボールは全く跳ねません。
これは、高減衰ゴムが、運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収しているためです。

高断熱・高気密で
「暮らしを快適にする住まい」

Aluminum resin composite high insulation sash

昨今、「アルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシのどちらがいいのか」が議論になっていますが、
フジユキホームでは、耐久性・防火性能が高いアルミ樹脂複合サッシを採用しています。

  • 優れた断熱構造

    窓の側室に、断熱性・防露性に優れた「樹脂」のメリットをプラスしたことにより、高い断熱性を現実。
    窓周辺の外気温の影響から守り、健やかな室内環境を保ちます。

  • アルミ樹脂複合サッシのメリット

    • 01

      耐久性に実績がある

      日本の季節による温度・湿度変化は、素材にとって非常に厳しい環境です。高耐久性を持つアルミ素材を外気にさらされる外側に使用し、断熱性・防露性に優れた樹脂を内側に使用に採用したハイブリッドサッシは非常にバランスが優れていると考えています。

    • 02

      防火性能が高い

    • 03

      デザイン性が高く、形状・種類が豊富

    • 04

      軽量である

    • 05

      コストパフォーマンスが高い

Foam urethane insulation

断熱には現場発泡ウレタン断熱・気密工法「ecomoco(エコモコ)」を採用。
建物の隙間をくまなく埋めることで、気密性の高い住まいを実現します。

発泡ウレタン断熱のメリット

  • 01

    熱伝導率が優れ、断熱性能が高い

  • 02

    結露の原因となる湿気に強い

  • 03

    経年劣化が少ない

  • 04

    高い気密性を実現できる

  • 05

    施工性が柔軟である

ecomocoのすごいところ

ecomoco(エコモコ)は、私たちが自信をもっておすすめする現場発泡ウレタン断熱・気密工法です。
安全・コスト・快適性・耐久性・環境性能、あらゆる面でご満足いただけるクオリティをご提供いたします。

  • 高気密・高断熱

    ecomocoで施工した家の一番の特徴は高気密で高断熱な家にグレードアップすること。さらに、家全体を包み込むようにグレードアップすること。さらに、家全体を包み込むように細かな隙間まで吹付けることでムラのない性能を発揮します。
    だから、一年中気持ちのいい温度を保ち、家の中での温度差も最小限に抑えることが可能です。

  • お財布・地球にやさしい

    ecomocoは、お財布と地球、どちらにも優しい断熱・気密工法。
    高気密で冷暖房費もぐーっと節約できます。
    もちろん、吹付にフロンガスは一切使用しないから地球環境にもやさしい工法です。

  • 長持ち・安心

    ecomocoで使用するウレタンフォームは99%が空気。
    だから、断熱材としての劣化が少なく性能も長持ち。柱や梁にびったりくっついているから、木材の伸縮にも柔軟に対応できます。
    末永く、安心して暮らしていただけます。

  • 結露に強い

    ecomocoなら、建物の隙間に入り込んで100倍に発砲・密着して断熱するから温度差対策も万全です。結露にまけない、健康な家をつくることができます。

  • とっても静か

    室内の音が外に漏れるのも、外の音が室内に聞こえてくるのも同じくらい気になります。
    ecomocoなら建物全体を断熱材で隙間なく包み込み、建物の気密性を高めて、気になる音の出入りを最小限に抑えることができます。
    さらにウレタンフォームの連続気泡構造が、フォーム内部に侵入した音を文さんするため室内音の反響や共振を和らげ静かな生活環境を作り出します。

ecomocoは高気密・高断熱

交通事故により無くなった方の4倍以上の方が、ヒートショックが原因でなくなっています。

住まいの部屋間の温度差を減らすことで、ヒートショックを起こしにくい住まいを現実します。

D's Roofing

※屋根勾配によっては使用できない場合があります

屋根軽量化は、軽量化した分だけ建物の揺れを軽減させる効果があります。もちろん建物躯体が耐震にはもっとも重要ですが、フジユキホームは屋根にもこだわり、ジンカリウム鋼板屋根「ディーズルーフィング」を標準にしています。

ジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3~6倍耐久性が優れております。

また、屋根材の表面をセラミックコートされた石粒で覆うことで、デザイン性に優れ、独自の8層構造を採用することで、一般的な金属屋根よりもさらに高耐久性を追求。
セラミックコートとは、日本でも古くからある“釉薬”と呼ばれる着色方法です。
色を生成する色粉とガラスの素が700℃~1250℃以上の高温酸化焼成という焼きの工程を施すと、色粉がガラスに封じ込められ、これによって長期的に色彩を維持できる着色方法です。

※瓦以外の通常屋根材は樹脂焼き付け塗装という200℃前後でアクリルやポリエステル樹脂などに顔料を混ぜた接着方法ですので、樹脂の寿命とともに顔料が風雨で流され色褪せてきます。

各種屋根材の重量比較

軽い屋根材は長期優良住宅などで必要とされる耐震強度を取ろうとする時、
壁量に対しての強度を少ないコストで間取りに自由度を与えることができます。

  • 屋根材を軽量化することで効果的な耐震性を向上できます。

  • 重い屋根材は柱や梁の強度が足りないとこのようになってしまいます。

  • 重い屋根材は、壁量を多めに確保しなければならないため室内空間の自由度が制限されます。

  • 軽量な屋根材は、必要壁量を最小限に抑えることができ、大きな空間を低コストで実現できます。

Beginer

「安心」・「安全」の家づくり。
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